インスタグラムで、会社のアカウントや趣味のアカウントなど、複数人で運用する場合、「アカウントの共有」ができると非常に便利ですよね。
そこで本記事では、インスタグラムアカウントを共有する方法について解説しつつ、「共有することで他の所有するアカウント情報がバレるの?」という疑問点についてもお答えしていきます。
インスタグラムのアカウントは複数人で共有や管理ができる?
インスタグラムのアカウントは、FacebookやTwitterなどのSNSアカウントと同様に1つのアカウントを複数の人で共有・管理することができます。
同時にログインできる人数への制限はなく、PC・スマホでのログインも可能であるため、社内で複数人で運用する場合や、代理店に依頼するときも問題ありません。
インスタグラムアカウントの管理者は何人まで追加できる?
インスタグラムアカウントの管理は何人で行うことができるのかというのも気になる点ですが、明確な規定はないため、何人でも管理者となることができます。
厳密に言えば、「一つのアカウントのログインIDとパスワード」を共有するだけなので、特にアカウントとユーザーを紐づける必要もありません。
Facebookでは、Facebookページの管理権限を付与する際には、個人のFacebookアカウントに対して管理権限を付与する必要があります。
その点インスタグラムアカウントは社内共有が簡単と言えるでしょう。
インスタグラムアカウントの複数ログイン時の注意点
インスタグラムアカウントに複数人でログイン・運用する際の注意点としては、「不正ログイン」と判断され、アカウントロックされてしまうことがある点です。
不正ログインを疑われないためには、以下の3つの対象方法を実施してみましょう。
- 新規端末で一気に複数台ログインしない
- 時間差をつけてログインする
- 使わない端末からログアウトする
インスタグラムでは、一つのアカウントに複数のデバイスや地点から一度にログインすると「乗っ取り」や「不正ログイン」と判定されてしまうことがあります。インスタグラム上では、他のデバイスからのログイン等を監視しているため、上記のような対応が必要となります。
また、ログインしている端末が一定台数を超えた場合、「Too many users have been registered on this device」というエラーメッセージが送られてくる場合がありますので、その際は使用していない端末からログアウトしましょう。
インスタグラムアカウントの共有方法
インスタグラムアカウントの共有方法は、管理したい人にログイン情報を教えるだけでOKです。
インスタグラムアカウントの共有に必要な情報
①「ユーザー名」「登録メールアドレス」「電話番号」のうちのどれかひとつ
②パスワード
Facebookページなどのアカウントと違って管理権限を付与する必要がないのは簡単で便利ですね。
インスタグラムのパスワードを忘れた場合の対処法
インスタグラムアカウントのパスワードを忘れてしまった場合は、下に記載のある手順でパスワードを再設定することが可能です。
- 「パスワードを忘れた場合」をタップ
PCもしくは、スマートフォンからインスタグラムのログイン画面に入り、「パスワードを忘れた場合」をタップします。
- 「ログインリンクを送信」をタップ
ユーザー名・メールアドレス・電話番号のうちどれかを入力し、「ログインリンクを送信」をタップします。
- 送付されたメールの、[Reset password]を選択
インスタグラムアカウントに登録されているメールアドレス宛に送付された「ログインリンク」の中から、[Reset paswaord]を選択します。
- パスワードをリセットをタップ
新しいパスワードを2回(確認用)を入力して、「パスワードをリセット」をタップしましょう。
インスタグラムアカウントを共有する時の注意点
複数人で、アカウント共有を行う場合、以下のような点について注意が必要です。
- アカウント作成時に「Facebookでログイン」を選択しない
- 全管理者に「新しいログインの通知」が届くことを伝える
- インスタグラム公式アプリでログインできるアカウントは5個まで
ひとつずつ見ていきましょう。
①アカウント作成時に「Facebookでログイン」を選択しない
インスタアカウント作成時に、Facebookでログインを選択してしまうと、Facebookのログイン情報も共有しない限り、インスタグラムのアカウントを共有できなくなってしまいます。
企業や店舗でインスタグラムを始める場合は、個人情報の漏洩を防ぐためにも、「電話番号」「メールアドレス」を使用してアカウントを作成しましょう。
■ワンポイント
すでに「Facebookでログイン」を選択している場合、インスタグラムのパスワードのみを変更することで個人情報を守りながら共有することが可能です。
ぜひ活用してください。
②全管理者に「新しいログインの通知」が届くことを伝える
インスタグラムアカウントに「新しい端末からログイン」があった場合、メールアドレスやアプリのプッシュ通知を通して「新しいログインを知らせる通知」が届きます。
複数人で共有している場合、他の管理者が不正ログインだと勘違いしてしまう可能性もあるため、新たに共有する場合は、事前にお知らせしておくことを推奨しています。
「不正ログイン」が発生した!と社内でトラブルになる前に共有しておきましょう。
③インスタグラム公式アプリで管理できるアカウントは5個まで
公式アプリ内で一度にログインできるアカウントは最大5つまでとされています。
複数店舗を管理する人に発生しやすいのですが、やみくもにログインしてしまって、後で管理に困るケースが発生します。
ログインする前に、必要なアカウントか?を再度考え、アプリに登録するアカウントは最小限に抑えておくようにしましょう。
■ワンポイント
Instagram管理・分析ツールの「Instaチェキ」であれば、アカウントの上限数なく「管理・分析・投稿」を行うことができます。
現在、個店舗向けのプランであれば、無料開放しているため、一度確認してみることをおすすめします。
共同編集・運用を行うのであれば
共同で編集・運用を行う場合、投稿で投稿内容や雰囲気が変わってしまうことは避けなければいけません。
特にインスタグラムは「世界観の統一」を重要視するアカウントなので、「投稿のテーマ」「写真フィルターの種類」「写真の明るさ」「コメントのキャラクター設定」などレギュレーションを設定することが必要となります。
レギュレーションを設定せずに運用する場合、コンテンツにばらつきがでて、フォロワーを増やすことはできません。
あえて共有せずに一人が責任を持って運用・管理することも検討すべきだと言えます。
インスタグラムのアカウント共有を解除する方法
インスタグラムの共有を解除する方法は、とてもシンプルです。
対象者のログアウト確認後に、アカウントのパスワードを変更にすることで、管理者から外したい人はログインすることができなくなります。
その際に注意点として、他の管理ユーザーに対して変更した旨を伝えることを忘れないようにしましょう。
何度もログイン情報を間違えると、不正ログインと勘違いされてしまう可能性がありますので注意してください。
アカウント間でパスワードやログイン情報が漏れることはある?
複数管理しているアカウントでログインした場合、その端末でログインしている他のアカウント情報まで共有されてしまうと心配される場合がありますが、基本的にバレることはありません。
それぞれ、端末毎に独立してログイン情報を保存しているため、そもそも他の情報が共有されたり、漏洩するような仕組みではありません。
ただし、ヒューマンエラーとして個人アカウントと共有アカウントを間違えて投稿するなどが発生した場合、個人アカウントが特定されてしまうこともあります。
投稿前にアカウントをしっかりと確認するようにしましょう。
まとめ
インスタグラムアカウントを共有する方法について解説してきましたが、共有自体は非常に簡単なものでした。以下のような注意点も、記載しているため、運用の際に気をつけてみてください。
- アカウント作成時に「Facebookでログイン」を選択しない
- 全管理者に「新しいログインの通知」が届くことを伝える
- インスタグラム公式アプリでログインできるアカウントは5個まで
また、インスタグラム運用の分析でお困りなら、Instaチェキを一度利用してみてください。