動画投稿による主な収入といえば広告収入ですが、TikTokでも広告収入を得ることが可能です。
ただしTikTok広告で収入を得るためには、いくつかコツが必要なことをご存知でしょうか。
この記事では、TikTok広告で稼ぐためのコツについて解説しますので、TikTok広告でマネタイズをお考えの方はぜひご覧ください。
TikTok広告で収入を得る3つの方法
TikTok広告で収入を得る方法は、次の3つです。
- 起動時画面広告
- ハッシュタグチャレンジ
- インフィード広告
では、それぞれについて解説します。
1.起動時画面広告
起動時画面広告とは、TikTokを起動した際に表示される広告のことです。
そのため、誰にでも見てもらえるというメリットがあります。
また起動時画面広告は、他のサイトのリンクも載せられるため、誘導したいサイトへの誘導も簡単です。
2.ハッシュタグチャレンジ
ハッシュタグチャレンジとは、企業側が指定したキーワードをハッシュタグとして動画投稿する形式の広告のことです。
ハッシュタグチャレンジの魅力は、ハッシュタグであるためユーザーに広告感らしさを感じさせないこと、動画の投稿ユーザーも注目されるというメリットがあるため協力が得られやすいことです。
さらにハッシュタグチャレンジの動画が拡散されることで、その投稿を見たユーザーがそのハッシュタグをつけてさらに拡散されるという連鎖も期待できます。
3.インフィード広告
インフィード広告とは、企業側が作成した動画がTikTokの投稿欄の「おすすめ」に投稿される広告のことです。
おすすめに表示された動画は、多くのユーザーの目に触れるためいいねやコメントが集まりやすい傾向にあります。
そのため、実際にユーザーの反応を見られるというメリットがあります。
TikTok広告で稼ぐコツ
TikTok広告で稼ぐコツは、次の8つです。
- オリジナルコンテンツを作成する
- ブランディングに力を入れる
- ハッシュタグを活用する
- 他の配信者とコラボする
- 定期的に動画を投稿する
- インサイト機能でアカウント分析をする
- TikTok以外のSNSも活用する
- コメント欄を管理する
詳しく解説していきます。
1.オリジナルコンテンツを作成する
TikTokでは、他の投稿者とは差別化されたオリジナル性の強い動画づくりを心がけていきましょう。
なぜならTikTokでは、日々多くの新しい動画が投稿されているため、オリジナリティの薄い動画は他の動画に埋もれてしまうためです。
いきなり新規ジャンルを開拓することは、簡単ではありません。
そのため、まずは既存の得意なジャンルでのファン獲得を目指しましょう。
そこから試行錯誤を繰り返して、特に伸びている動画を参考に独自の方向性を目指すと良いでしょう。
2.ブランディングに力を入れる
アカウントのブランド力を高めるためにも、まずは統一されたテーマでのコンテンツを作成していきましょう。
なぜなら広告運用初期は、同じ属性のユーザーを集めた方が、インプレッションが増えやすいためです。
TikTokの動画には、日常系やおもしろ系などさまざまなテーマがありますが、まずは自分の得意な分野1つに絞りましょう。
新しいテーマの動画を投稿したくなった場合でも、まずは1つめのテーマで固定ファンを獲得していくことをおすすめします。
そうすることでコンテンツに興味のあるファンだけでなく、アカウントそのもののファンが一定層ついてくるため、新しいテーマに手を広げた場合でも反応を得やすくなります。
フォロワーを増やす為には統一したテーマを決めておきましょう。
3.ハッシュタグを活用する
ハッシュタグを活用することで、当該ジャンルに興味のあるユーザーに動画を見つけてもらいやすくなります。
特にアカウント運用初期はフォロワーが少なく、いいねやコメントの獲得が難しいため、ハッシュタグ活用による動画の露出は必須です。
ハッシュタグを設定する際は、必ず動画に関連のあるものを選択しましょう。
また、ハッシュタグの数は、2~3個が最適であるとされています。
ハッシュタグを増やし過ぎてしまうと、おすすめに表示されにくくなる傾向にあります。
ハッシュタグを増やし過ぎると、かえってユーザーの目に触れる機会が少なくなってしまうため、欲張らずに2~3個の使用に留めておきましょう。
4.他の配信者とコラボする
動画の投稿はソロではなく、なるべく他の配信者とのコラボにておこないましょう。
なぜなら、コラボ相手が獲得しているフォロワーにもリーチできるためです。
特にコラボ相手の人気が高ければ高いほど、コラボによる恩恵は大きくなります。
ただし、いきなり見ず知らずの相手にコラボをお願いすることは少し難易度が高いかもしれません。
特にアカウント運用初期においては、コラボによる相手にとってのメリットが小さいため、承諾してもらえないでしょう。
したがって、まずはフォローやコメントによって相手にギブをし、認知してもらったうえで返報性の法則を利用してコラボをしてもらえるようにしましょう。
5.定期的に動画を投稿する
動画は、できる限り定期的に投稿することが好ましいです。
なぜなら、人間は接触頻度の高い人やものに対して好印象を持つ傾向があるためです。
また動画を投稿する曜日や時間を一定にしておくことで、特定のユーザーからの反応が得られやすくなります。
動画を定期的にアップしていくことで、総再生回数と総再生時間が伸びていき、収益化がしやすくなります。
ただし動画のアップを目的にしてしまい、動画のクオリティが低下してしまっては本末転倒であるため、目的と手段を混同してしまわないよう気をつけましょう。
6.インサイト機能でアカウント分析をする
インサイト機能とは、投稿のインプレッションの数や、ユーザーの性別や年齢などのデータを確認できる機能のことです。
インサイト機能を活用することで、どのようなユーザーからの反応が大きいかを知ることができ、それによって、よりユーザーに刺さるコンテンツづくりのヒントになります。
そのため、インサイトはこまめに確認しましょう。
インサイト機能を利用できるようにするための手順は、下記のとおりです。
- ホーム画面から「設定」を選択する
- 「アカウント管理」を選択する
- 「プロアカウント」に切り替える
- カテゴリーを選択する
- 電話番号認証をする
プロアカウントに切り替えても、特にコストが発生するわけではないため、設定はすぐにおこないましょう。
さらに、インサイト機能で得たデータをExcelなどでまとめておくことで、より精密な分析ができるようになります。
7.TikTok以外のSNSも活用する
TikTokだけではなく、TwitterやInstagramも活用しましょう。
TikTokはTwitterやInstagramとの連携ができ、連携をするとTikTokに動画を投稿した際に、自動でTwitterやInstagramにお知らせが投稿されます。
露出媒体が増えればインプレッションも獲得しやすくなりますし、SNSは基本的に無料で利用できるため、使わない手はありません。
また、YouTubeチャンネルとの組み合わせもおすすめです。
YouTubeチャンネルと連携をさせることで、TikTok内にチャンネルリンクが表示されるため、YouTubeからの広告収益を増やすこともできます。
8.コメント欄を管理する
投稿活動に直接関係するわけではありませんが、コメント欄の管理も忘れないようにしましょう。
TikTokはユーザーの年齢層が若いため、ユーザー同士がコメント欄で揉めて荒れてしまうことがあります。
それを放置してしまうと炎上につながる危険があり、企業案件のチャンスがなくなってしまうかもしれません。
またアンチコメントが増えることで、投稿へのモチベーションも下がってしまいます。
そのため、コメントはこまめにチェックして、悪質なものは適宜ブロックなどで対処していきましょう。
その一方で並行してポジティブなコメントには返信やいいねを送り、健全なコミュニティを形成していくと良いでしょう。
広告以外にTikTokで収入を得る4つの方法
TikTokには、広告以外にも収入を得る方法があります。
それが次の4つです。
- 企業案件
- 投げ銭
- アフィリエイトサービス
- 他のプラットフォームへの誘導
では、それぞれについて解説します。
1.企業案件
企業案件とは、企業と直接提携して動画やサービスを紹介し、その見返りとして報酬を得られるという収益化方法のことです。
企業との契約はTikTokを介さないため、手数料が引かれることはありません。
企業案件は高い収益を期待できるため、チャンスがあればぜひ取り組んでいきましょう。
ただし企業案件の獲得は、決して簡単なことではありません。
なぜなら企業としては、インフルエンサーなど大きな影響力を持つアカウントに案件を依頼した方が、宣伝効果が大きいと考えているためです。
したがって企業案件を獲得するためには、まずは自身のアカウントを育てて、影響力を高めることが必要です。
2.投げ銭
投げ銭とは、ライブ配信の際にユーザーが課金したりアイテムをあげたりすることによって、配信主が収益を得られるシステムのことです。
日本では17LiveやPococha、 SHOWROOMといったライブ配信専用アプリが投げ銭機能のあるものとして人気を集めていますが、日本版TikTokにも投げ銭機能が実装されました。
投げ銭はリスナーにとっても嬉しい機能であるため、濃いファンの獲得ができればライブ配信で稼ぐことも可能です。
アカウントの規模が大きくなれば、投げ銭による収益で生活することも夢ではありません。
TikTokの投げ銭機能は、「TikTok LIVE Gifting」「TikTok Video Gifting」というものです。
これらは一部のティックトッカーのみ利用できます。
ただし残念ながら、TikTokの投げ銭機能が使えるようになるための条件は公開されていないようです。
3.アフィリエイトサービス
アフィリエイトとは、成果報酬型の広告のことで、商品を紹介することで売上のうち一定割合の報酬を受け取れます。
アフィリエイト広告は、ASPというプラットフォームを利用することで、簡単に貼り付けられます。
4.他のプラットフォームへの誘導
TikTokから直接収益を得るのではなく、TikTokはあくまで集客のためのツールとして活用し、他のプラットフォームでマネタイズすることも有効です。
たとえばYouTubeの場合は、チャンネル登録者数が少ないとなかなか動画の再生がされませんが、TikTokの場合はどれだけフォロワーが少なくとも最低200再生程度までは伸びるようになっています。
そのためこの場合は、YouTubeチャンネル登録者数が伸びるまでの集客方法として、TikTokは有効であるといえます。
あるいは既に自身の商材やnoteなどがある場合も、TikTokを使って集客力を高めると良いでしょう。
TikTokの動画やプロフィールから他のプラットフォームに誘導することで、ファンは着実に増えていくでしょう。
TikTokのひとつの動画をつくるための労力は、YouTube動画や自身の商材を作るよりも小さいため、数をこなしやすいことも強みです。
まとめ
TikTokは無料で使えるアプリでありながら、上手く運用すればそれだけで生計を立てられるほどの大きな収益を生むことも可能です。
そのためには、闇雲に動画を量産していくのではなく、今回の記事でお話したようなコツを押さえたうえで行動する必要があります。
今回お話した内容以外にも、実際にTikTokをやっていくうえで気づくこともあると思いますので、常に成長を意識しつつ収益の拡大を目指してみてください。
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