Instagramを運用していて、質の良い投稿をしているのになぜか反応が悪い、フォロワーがなかなか増えないといったお悩みはありませんか?
Instagramはただなんとなく運用していても、順調に進むことはなかなかありません。より計画的かつ効率的に運用していくためには、分析が必要です。
今回はInstagramでアカウントを運用していく上で、分析する内容や実際の分析方法について紹介していきます。おすすめの分析ツールやエクセルを使用したおすすめの分析方法まで詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
分析に必須な「Instagramのインサイト機能」とは
Instagramのビジネスアカウントを使用している方は既に活用しているかもしれませんが、Instagram分析を行う上で「インサイト機能」はかなり重要です。
投稿の中で反応が良いものを客観的に閲覧できたり、指定した期間内でのユーザーの動向を確認できたり、アカウントの運用・改善をしていく上で重要な基本情報を数値で表してくれます。
これらの数値とアカウントの目標(フォロワー増加・CV率アップ等)を照らし合わせることで、現状の課題の把握がしやすくなり、ユーザーに合わせた施策を行いやすくなるという仕組みです。このような分析を行えば、より効率的な運用と作業の時短にもつながるため、今まで分析をしないでなんとなく運用していたという方はぜひ活用してみてください。
Instaram分析で確認すべき7つの指標
Instagramを運用していく上で、多くの企業が指標としている7つの指標は以下の通りです。
- フォロワー数
- エンゲージメント数
- ハッシュタグ数
- インプレッション数
- クリック数
- CV数
- 投稿保存数
KPIとして設定している企業も多いので、ぜひ参考にしてみてください。
フォロワー数
影響力のあるアカウントとして活動していくためには、フォロワーの数は重要視されます。
企業アカウントであれば、最低でも1,000人以上のフォロワーが必須ですが、1,000人でもまだ少ないくらいです。フォロワーの数が多いアカウントだと、ユーザーは「フォロワーが多いからフォローしてみよう」という心理になりやすく、次のフォロワー獲得に有利になります。
広告を利用すれば、ある程度フォロワーも増えていくので、Instagram運用の第一段階としてフォロワー数は必ずチェックしていきましょう。
エンゲージメント数
エンゲージメント数とは、投稿ごとにどのくらいの反響があったのかを示す数値です。以下の計算式に当てはめるとエンゲージメント数を導き出すことが出来ます。
エンゲージメント=(いいね数+コメント数)÷ 投稿数
多くの企業アカウントはこのエンゲージメント数を非常に重要視しているところが多いです。
ただフォロワーを多く獲得していても、いいねやコメントなどのアクションがない「ゴーストフォロワー」ばかりのアカウントは、自社サービスにつなげることが出来ず、CV率が低くなってしまうという事態も起こります。
このような状態では影響力があり、売り上げを立てられるアカウントとは言い難いです。フォロワー数を伸ばすのと同時にコメントなどのアクションを起こしてくれる「質の良いフォロワー」を獲得して、多くのユーザーに支持されるアカウント作りを意識しましょう。
ハッシュタグ数
投稿の拡散力をあげる「ハッシュタグ」はInstagramを運用していく上で、必須の機能ですよね。
このハッシュタグ数の分析を行うと、どれだけの人に投稿が拡散されているか、アカウントが認知されているかという明確な指標になります。
その分析方法は、自社ブランドのハッシュタグや自社独自のハッシュタグを発信し、そのハッシュタグ数を計測することで拡散具合がわかるといったものです。この方法は、Instagram上でキャンペーン等を行う際にも活躍してくれます。
インプレッション
インプレッション数とは、Instagram分析においてどれだけの人がそこ投稿を見たのかという閲覧数を指しています。リーチした回数とは異なり、ユーザーが単にスクロールした回数なので、詳細についてもよく理解しておきましょう。
インプレッションを分析すると、広告がしっかりと回っているかの追跡ができ、認知度の向上やブランドに興味を持つユニークユーザーの増加の手助けとなります。
クリック数
アカウントのプロフィール欄に設定できるURL。企業の売り上げに直接結びつくため、分析しておきたい部分ですよね。
プロフィールに記載しているこのURLでサイトへ訪問した人の数は「クリック数」という項目で閲覧できます。売り上げの増加やサイト訪問者数増加を目的にInstagramを運用している方は、必ずチェックしましょう。
CV数
ECサイトなどを運用している方は、このCV(コンバージョン)数をかなり重要視しているのではないでしょうか。
CVとは、URLから流入したユーザーのうちどのくらいの人が買い物や問い合わせにつながったのかを表す数値です。SNSをブランディングのために活用している方は、CV数を分析していないアカウントも多数います。
ただ、InstagramをきっかけにECサイトの売り上げを伸ばそうとしているアカウントはこちらも分析して、施策を行うようにしましょう。
投稿保存数
投稿をしたときにユーザーの反応として挙げられるのは、「いいね!」や「共有」などが挙げられますが、最も注意して分析すべき点は「投稿保存数」の部分です。
投稿の右下に位置しているボタンで、これは気に入った投稿をあとから確認する目的で使用されます。Instagramのアナリティクスでは、保存数が多い投稿は質の良いコンテンツとして認識され、ユーザーのおすすめ欄にも乗りやすい傾向にあります。
より多くのユーザーに拡散するためにも、保存数を意識した投稿を作成していくのが賢明です。
分析ツールを使用した方がいいアカウントとは?
インフルエンサーや企業アカウントなど、フォロワー数を伸ばしたいアカウントやユーザーを自社サービスにつなげたいと考えている方は、分析ツールを使用した方がいいです。
また、自身の投稿に関する反応を確認できるだけではなく、他のアカウントの分析を行うこともできるため、SNSマーケティング等を事業として行っている企業も活用しています。
インサイト機能以外にも使うべき「Insta Cheki」
Instagramを運用していて「フォロワーがなかなか増えない」「投稿に対する反応が良くない」といった課題を抱えている方は、インサイト機能の他にも分析ツールを使用することをおすすめしています。
中でもInsta Chekiは、Instagram分析をするのは初めてという方でもシンプルな作りとお手頃で試しやすい価格設定で使いやすいと人気を集めています。
Instagramのビジネスアカウントで利用できるインサイト機能では出来ない分析も可能で、より詳しく分析して課題解決をしていきたい方におすすめです。何をすべきか、どこを意識すべきかが可視化でき、Instagramに伸び悩む方の手助けをしてくれます。
Insta Chekiで分析を行うと、インサイト機能だけでは知ることが出来なかった内容を数多く閲覧することができます。
具体的にはできる分析項目としては下記のようになります。
- フォロワー分析
- クリエイティブ分析
- 競合分析
- 曜日別分析
- ハッシュタグ分析
どんなことが分析できるのでしょうか。ここでは、Insta Chekiで分析できる内容について詳しく紹介していきます。
フォロワー分析
どんなフォロワーが多いのか、男女比・年齢・地域をそれぞれグラフで確認ができます。
これらの属性を把握すると、コンテンツの精査もしやすく、運用していく上での指標となります。他にも、様々な項目をグラフで閲覧でき、単なる数字で確認するよりも変化がわかりやすい構造になっているのは、嬉しいポイントです。
予約投稿
Instagramを運用していく上で、投稿の作業はかなりの労力ですよね。
Insta Chekiでは、わざわざInstagramのアプリを開かなくても投稿・投稿予約ができます。対応しているのは、フィード投稿、カルーセル投稿、リール投稿の3つです。
クリエイティブ分析
クリエイティブ分析は、エンゲージメント率が高い投稿とエンゲージメント率が低い投稿をそれぞれ10個、一覧にして確認ができる機能です。
Insta Cheki独自のアルゴリズムで分析し、アカウント自体のエンゲージメント率の底上げに貢献すること間違いなしです。
競合アカウント分析
Insta Chekiでは、自身のアカウントだけではなく、競合アカウントやベンチマークにしている他企業のアカウントも分析することが出来ます。
伸びているアカウントと比べて、どこが違うのか把握していくと、自身のアカウントに足りないものが見えてきますよ。
曜日別分析
時間や曜日別のエンゲージメント数を可視化して、より効率的な運用を行うことが出来ます。ユーザーが活発に動いている時間を確認することで、より多くの方に閲覧してもらえる投稿が作成しやすくなります。
ハッシュタグ分析
使用したハッシュタグ別に、平均いいね数や保存数、エンゲージメント率を分析することができる機能です。効果的なハッシュタグをうまく活用して、拡散力の高い投稿を作成できますよ。
さらに、指定ハッシュタグ分析では、指定したハッシュタグがInstagram全体でどの程度エンゲージメントが発生するのかを確認することができます。
投稿数も確認できるので、競合アカウントの多さも確認することができます。
また、指定したハッシュタグの人気投稿を確認することもできるため、対象のハッシュタグでバズりやすいコンテンツを確認することが可能です。
エクセルを活用してInstagramレポートを作成するのがおすすめ!
上記のシートはInstaチェキでダウンロードすることができるアカウントデータです。無料アカウントでも利用できますので、ぜひダウンロードしてみてください。
Instagramを運用するときに分析ツールを使用しているアカウントはいくつかありますが、その中でもエクセルでレポートを作成している方は少ないのではないでしょうか。実はエクセルでレポートを作成すると、より客観的にアカウントの現状を把握できたり、社内で共通の認識を持てたり、メリットが多いです。気になる方はぜひ参考にしてみてください。
エクセルでレポートを作成するメリット
エクセルでレポートを作成するメリットは以下の2つが挙げられます。
- アカウントの成長度合いを客観的に見れる
- 会社の中でアカウントについて共通認識が持てる
一つずつ詳しく解説していきます。
アカウントの成長度合いを客観的に見れる
Instagramの投稿を熱心に作成していると、主観的な分析になってしまう経験はないでしょうか。
自信があった投稿だと、尚更なぜ伸びなかったのかが分析できなくなり、課題解決への道が遠のいてしまいます。もちろん、Instagram の運用が何事もなく順調に行えているのであれば、レポートを作成する必要はありません。
しかし、レポートなどの分析を行わず、主観的な運用になってしまっているアカウントはいずれうまくいかなくなります。アカウントの運用がうまくいっていないときこそ、目標に対する現状を数字で客観的に閲覧することが重要です。
会社の中でアカウントについて共通認識が持てる
Instagramのレポートを作るもう一つのメリットは、会社内またはアカウントを運用しているグループ内で共通の認識を作れる点です。企業として運用していても、その運用状況については担当者のみが把握している状況になってしまいがちです。
しかし、レポートを作成して今までのアカウントの流れやユーザーの反応を全員で確認できるようにすれば、認識のずれから起こるすれ違いなどを防ぐことができます。
会社として取り組んでいるのであれば、アカウントの現状について共通認識を持てるようにしておきましょう。
エクセルのレポート作成ポイント
上記のようにInstagramで指標としている内容をまとめていくようにしましょう。
項目としては、フォロワー数やクリック数、フォロワー属性、ハッシュタグなどです。フォロワーの増加を目標にしているアカウントがほとんどなので、フォロワーの変化に関しては、日別と月別で2種類あるのですが、企業アカウントはより詳しい日別をおすすめします。
ほかにもフォロワーの増加率やプロフィールへのアクセス率を計算して、どのくらいアカウントとして成長しているのかをエクセルで可視化しましょう。エクセルの関数を使用してより効率的に記入すると便利です。
まとめ
Instagram分析はレポート作成やグラフ分析など、一言に分析と言っても様々な方法があります。Instaチェキを活用してぜひ、やりやすい方法を試してみてください。
今回紹介した「Insta Cheki」には無料で使えるプランも用意しています。今回紹介しきれなかった機能もいろいろあるので気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。